海外輸出入の際に、気をつけなくてはいけない商品

お世話になっております。
黒船物流カスタマーサポートの柏原です。

海外輸出入の際に、気をつけなくてはいけない商品

今回は、弊社のほうで転送させていただいた実績を元に、会員様に事前に知っておいていただきたい輸出入の知識に関して記載させて頂きたいと思います。
通関が出来ない、という商品は販売も出来ない場合もあり、運よく通関は出来たが、法律上販売できない商品を販売してしまい罰せられてしまうケースもございますので、輸出入ビジネスを行う上で、「知らなかった」ということのないようにこちらを一読していただけたらと思います。

弊社の方でも、月に1回のペースで勉強会を開催させて頂く予定ですので、こちらにも是非ご参加くださいませ。

弊社といたしましては、会員様から送られてきた商品に関しては、基本的には転送をさせていただいておりますが、通関が出来ない商品に関しましては責任を負いかねますので、前もって会員様の方でも注意を払って取り扱いの商品を選定していただけたらと思います。

もちろん私どもの方でも、通関で止まってしまった際のフォロー、発送前の事前確認なども行っておりますので、出来る限りの対応はさせていただいておりますので、ご相談いただけたらと思います。

とは言っても、最終的にはJETROさんや運送会社さんに確認をさせて頂いておりますので、そちらに直接お問い合わせいただく方が早いかもしれません。
http://www.jetro.go.jp/indexj.html
http://www.fedex.com/jp/
以下の、商品カテゴリーはあくまでも一例ですので、発送前に事前確認をしていただいた方が良いかと思います。

結論から言いますと
「グレーな商品は避けた方が良い」に行きつきます。

確かに、グレーな商品は儲かるものが多いですし、弊社といたしましても送られてきた商品は全力でフォローをいたしますが、コンプライアンスと言いますか、法律に抵触することには、法律に従うことしか出来かねますので、そこはご理解いただけたらと思います。
ただ、法令に基づいた正しい方法を用いて発送すれば良いのですが、そこには別途費用が掛かることがほとんどです。

ここだけの話ですが、通関のゆるい運送会社も実際にはあったりはします。
ですので、弊社に切り替えて頂いた方で、前回は他の業者さんに頼んだら通ったんだけど、、、ということもあるかもしれません。

ただ、はっきりと言いますがそれは「たまたま」だと思ってもらった方が良いかと思います。
正しい知識をもって、ホワイトなビジネスのサポートをさせて頂きたいと弊社は考えております。

ビジネスである以上、グレーな領域に飛び込まざるを得ない場面もあるかもしれませんが、そんな時はこっそりご相談下さい。

事前確認が必要な商品(例)

商品カテゴリー 商品例 対応 備考
医療機器 血圧計、美顔器など FDAへの手続きが必要 医療機器に該当するかどうかの判断は経済産業省。
ここで医療機器に該当と判断されると、送れない。
電波を受信する機器、電源コードを使用する機器 ラジオ、携帯電話、オーディオ機器など FCCフォームの提出が要求されます コンセントで動くタイプ
リチウムバッテリー カメラ、PCなど 1箱に4つ(組電池なら2個)までしか送れません。
オイルライター ジッポライターなど 航空便では送れません 分解して発送などのノウハウがあるようですが。。。
化学品 インク、シャンプーなど TSCAフォームの提出を要求されます。
食料品 食品、化粧品など FDAに事前通告が必要となります

この他にも色々とございます。
また、随時ご案内していきたいと思います。
書類関連や、申請などに関しましても、随時お知らせしていきたいと思います。